沢でよく使う地形に関する用語について説明する。
- 出合
- 支流が本流に合流するところ。
- 滝
- 川の中の岩盤の段差。
- 函
- 川の中で、両岸が岩で囲まれたところ。
- 淵
- 川の中で、水深が深くなっているところ。淵が多いほど入水、泳ぎが多い沢となる。
- 瀞
- 川の中で、水が緩やかに流れ深くなっているところ。淵との違いは明確でないが、より大きく緩やかなところ。
- 瀬
- 川の中で、水深が浅く急な流れのところ。
- 巨岩帯
- 巨大な岩が転がっているところ。
- ブタ
- 藪や流木が多く、荒れたところ。
- ゴーロ
- 岩石が転がっているところ。
- 河原
- 川幅が広く、砂利や玉石が敷き詰められたところ。
- ガレ
- 岩石が不安定に積み重なったところ。またはそれを構成する岩石。
- 崩壊地
- 斜面が崩れ、土砂が露出したところ。ガレの生まれるところ。
- 廊下
- 幅が狭く、直線的で、特に岸が高い函。
- ゴルジュ
- 渓谷の中で両岸が切りたって細くなったところ。
- 河畔
- 川のほとり。周辺、周囲の平地。
- 滑床
- 一枚岩の渓床。岩床。岩畳。
- 枝沢
- 本流から見て遙かに小さな支流。
- ルンゼ
- 岩や山体が浸食されて出来た、急峻な溝。沢の源頭部分のルンゼ、枝沢のルンゼ、滝や岩場のルンゼでは多少ニュアンスが違う。滝の脇のちょっとしたルンゼから、数 10m の壁に囲まれたルンゼ状の沢まで様々。
- 源頭
- 川の最上流部で、川の始まるところ。
函と言う言葉は、主に北海道の沢登り界だけで使われている言葉であるらしい。しかし、その言葉の定義は曖昧で、層雲峡の大函に見られるような柱状節理の岩壁地形から、いわゆるゴルジュや、淵を函と呼び変えているような表現が存在する。また、ゴルジュ、函、廊下は一般的にほぼ同義として扱われるが、このサイトでは、単に沢の両岸か垂直の岩壁に囲まれているところを函、函状地形に滝、釜、淵などが続いている場所をゴルジュとして表現する。
水流
- 伏流
- 水流が地中に隠れてること。
- 噴流
- 水流が上方、あるいは前方に勢いよく飛び出すこと。
- 奔流
- 水流が一転に集まり、勢いよく流れること。
沢の中の位置
- 右岸
- 川の上流から下流を見て右側。
- 左岸
- 川の上流から下流を見て左側。



